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nori

3月 212009
 

ホンダ インサイト編

ちょっと気になるあの車を試乗レビューするこのコーナー。

第1回は今話題の新型ホンダインサイトです。

CIMG2617.JPG

 
この車皆さんがご存知の通りいわゆるハイブリット車で、エンジンと電気のモーターの両方(ハイブリット)で走行します。

細かい説明はさておき、さっそく試乗した感想を。


某ホンダのディーラーにて試乗しました。

まずこの車はエンジンは普通にキーで始動します。

この車はプリウスと違い、走行時にはエンジンは常に始動した状態で、モーターのみの走行はしません。

エンジンに対してモーターがアシストする感覚ですかね。

信号待ちなどのドライブを入れての停車時には自動的にアイドリングストップが働きエンジン停止。

発進しようとブレーキを離すと自動的にエンジン始動。

信号が連続して続いたりして発進、停車を繰り返すときなどは頻繁にエンジンがかかったり止まったりするので、慣れないとちょっと違和感を感じました。

ただ、ためしに急発進してみましたが発進にまごつくような事は無く、実用では問題無さそうです。

あと加速性能に関しては、基本1.3リッターのエンジンですが、モーターのアシストが利いていて上り坂でもぐんぐん上っていきました。

体感ですが1.8リッターエンジンに十分匹敵するパワーはありそうです。

乗り心地に関してですが、ホンダらしく?このクラスの車にしてはちょっと固めでしっかりしてますが、ゴツゴツ感があるように思いました。

この辺は好みの問題ですね。

 

内装ですが最近のホンダ車らしく未来的です。

ハンドルはデザイン重視かと思ってましたが、いざ握ってみるとなかなかいい感じでした。

CIMG2619.JPG

内装の作りも価格を考えると普及点だと思います。

この車最近の車にしては車高が低いので特にリヤ席などは乗り降りに気をつけないと頭を打ちそうです。

 

最後に試乗して思ったのが、インサイトはモーターで走行が出来ないので、ハイブリット車に乗ってるっていう感覚がほとんど感じられず、アイドルストップ機能の付いた普通のガソリン車に乗ってる感覚ですね。

そういう意味ではモーターで動く車なんて・・って敬遠していた人には違和感なく受け入れられやすい車ではないでしょうか。

3月 182009
 



スズキKeiエンジン交換(F6Aターボ)

車両は12年式スズキKeiのF6Aのシングルカムターボです。

走行中オイルプレッシャーの警告灯が点灯し、エンジンからカラカラと音がしだしたとの事で入庫になったのですが、すでにオイルが無くエンジン内のメタル関係が焼きついてしまったようです。

まずはクランクとコンロッドのメタルを分解してるとメタルが焼き付きをおこしていたのがわかりました。

CIMG0812.JPG

 

焼きついていたメタルを交換し修理完了・・となるハズでしたが、音は止まらず。

本来ならエンジンを完全にバラして悪い箇所を一つずつ修理すべきですが、今回は時間的余裕が無い事、程度の良い中古エンジンが比較的安価であった事、などから判断して中古エンジンへの載せ代えで対応することにしました。

いよいよここからはエンジンを下ろす作業になります。


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まず始めにフロントバンパーなどの外装部品を取り外し、またマフラー、プロペラシャフト、ドライブシャフトなどの足回り部品もすべて外します。

また冷却水の流れているホース類の部品の取り外し。

ラジエターファン取り外し(ラジエターは残しました)

エンジンの電装部品につながっている配線の取り外し。

CIMG0876.JPG 

 

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3月 182009
 

オイルエレメントの話

090313_1543~01.jpg

この写真はゴルフのオイルエレメント(フィルター)です。

いかにもフィルターという感じですね。

このタイプはフィルターケースを空け、中身のフィルターだけ交換するようになっています。


 

普段良く目にするオイルエレメントはこのタイプですね。

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こちらも中に同じようなフィルターが入っています。


交換する時はこれごと交換します。


まだこのタイプのエレメントが主流ですが、近頃では国産車でも中身のフィルターだけ交換するもの出てきています。


 


近年、洗剤などでもゴミを減らす事を考え、ケースを再利用し中身だけ入れ替えるというのが定着しつつあります。


オイルエレメントも中身だけ替えるというのが定着するのでしょうか?

3月 092009
 

スパークプラグの話


 


スパークプラグ(点火プラグ)は、一般のプラグの場合は車にもよりますが、平均3~4万キロぐらいでシンの部分が磨耗し、プラグギャップ(電極間のすき間)が広くなり交換しなければいけなくなります。


ここ最近で主流になりつつあるのが、プラチナプラグ(白金プラグ)とイリジウムプラグと言われる物です。


価格としては、一般<イリジウム<白金と言う感じでしょうか。


 


白金プラグとよばれるもの場合は基本的にはメンテナンスフリー(10万キロ交換不要)となっています。


よく勘違いされがちなのですが、イリジウムの場合も普通の物にくらべるとロングライフになっていますが、白金のように10万キロメンテナンスフリーではありません。


メドとしては種類にもよりますが、5~6万という所でしょうか。


 


下の写真は交換した古いイリジウムプラグ(左)、新品(右)です。

D1000269.JPG


 


火花の散る部分を拡大して見てみると・・・

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気付かれましたか?


古いほうも芯はあまり減ってませんよね。


減ってるのは受ける側(接地電極)の方です。


つまりイリジウムプラグの寿命は受け側の磨耗によるものなんですね。


 


ちなみに10万キロメンテナンスフリーの白金プラグは接地側にも白金が使われています。

3月 042009
 

ムーヴオーディオ、ヒューズ切れ?編

お客様によると、知り合いの人にオーディオを譲ってもらい、取り付けをしてもらおうとしたのですが、配線がうまく合わず取り付け出来なかったそうです。


さらに元々取り付けてあったオーディオに戻したら、電源が入らなくなったとの事です。さらにリモコンキーまで作動しなくなったとの事。


どうやらオーディオを取り付け取り外しの時にヒューズを飛ばしてしまわれたようです。


室内のヒューズボックスを調べましたが、ラジオとかオーディオと表記してある物は無いようです。


念のためすべてのヒューズを点検しましたが切れているものはありません。


そこで今度はエンジンルームの中のヒューズボックスを調べました。

CIMG0801.JPG

その中にオーディオ関係っぽい表記のが無いか調べると・・ありました。それは「バックアップ」というものです。


ちょっとオーディオに詳しい方ならすぐにピンとこられると思いますが、オーディオ配線の常時電源は「+B」とか「電源」とか「バックアップ」と表記されていますよね。


切れていたヒューズを交換するとオーディオの電源が入るようになりました。


原因として考えられるのは、電源をどこかにボディーアースしてしまった・・これはさすがによっぽどの事が無いとやらないかなと思いますし、アース側をオーディオに電源が来ている状態で、ボディーアースしてしまった、という方がありえると思います。


普通アースはもちろんボディーアースするものなのですが、電源が入っている状態でうかつにつなぐとヒューズが飛ぶ場合があります。


 

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その後譲ってもらったと言うオーディオを取り付けさせてもらう事にしました

調べた結果、どうやら取り付けが出来なかった理由は、もらったオーディオはスズキ車に取り付けられていたようで、ダイハツ車に取り付けるためにはダイハツ車用の配線変換キットが必要だったようです。