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nori

2月 032011
 

車検で入庫したスズキH16年式MRワゴン(MF21S)K6Aエンジンの車ですが、エンジンを始動ししばらくすると、オイルの警告灯がうっすらと点灯。

さらにエンジン内からガラガラと音が・・・

オイル量を確認すると、数ヶ月前にスタンドで交換済みで、量もあるようです。

普通ならオイルがあれば大丈夫なハズですが、これはおかしい。

そこでオイルキャップを開け、ヘッドカバー内をのぞいてみると、オイルのスラッジ(ヤニのような汚れ)がビッシリ。

どうやら長年にわたりオイル交換を怠っておられたようです。

そのため、オイルの通路がスラッジで塞がり、必要なところまでオイルが循環しない状態となっているようです。

ついにはオイル切れを起こし異音を出しているようです。

 

次にエンジン下のオイルを吸い上げる部分にあたるオイルパンをめくってみることにしました。

すると・・・

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1月 312011
 

お客様がリモコンのキーでドアの開閉が効かないという事で来店されました。

車はH11年式スズキのkei(HN21S型)

この当時のスズキ車(ワゴンRなども)キーレスは、赤外線タイプになっています。

まず普通に疑うのが電池で、さっそく電池を交換してみます。

止めてある小さなビスを外しケースを開け電池交換。

電池はCR2032型のボタン電池です。

CIMG4463.JPG

交換が出来て、いざボタンを押し作動を確認しました・・・

が、動きません。

そこでリモコンの赤外線が出てるかどうか、送信部を携帯カメラで確認するとちゃんと赤い光が出ています。

という事は受信機?

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1月 202011
 

紹介するのはトヨタイプサムのSXM10型、3Sエンジンのタイミングベルト交換です。

作業自体はオーソドックスなものですが、ちょっとだけコツがいる部分がありそこをクローズアップして紹介します。

 

そのコツがいる部分というのは、タイミングカバーの脱着方法です。

CIMG4375.JPG

この車のエンジンは横置きの3Sエンジンで、エンジンルーム上から見ると手前のオルタネーターを取り外せば、それなりにスペースがありそうに見えます。

しかしタイミングベルト側とサイドフレームとの隙間が狭く、上側のタイミングカバーの取り外し、取り付けが難解な原因となってます。

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1月 162011
 

前編で紹介したekワゴンの続きです

ヒーターコアの目詰まりが無いかを目視で確認します。

また、同時にエアコンのエアコンの温度を調整する、エアミックスを点検します。

これは冷たい風と暖かい風の流れを制御し、室内に送られる空気の暖かさを調整するためものです。

と、簡単言ったもののそれを目視で点検するにはちょと大変ですが・・

CIMG4221.JPG

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1月 142011
 

三菱ekワゴンのヒーターの効き不良修理の落とし穴、前編

寒さ厳しい冬を迎えると、毎年のように修理依頼が舞い込むのがヒーターの効きが弱いというもの。

今回ヒーターのききが弱いという事で修理依頼を受けたのは、三菱EKスポーツのターボエンジンの車です。

試運転をしてみると、暖かい風は出ていて寒いほどではありません。

お客様によると去年の冬はもっと熱いぐらい効いていたとの事。

そこで、まずオーバークールを疑って、サーモスタットを交換することにしました。

サーモスタットワックス異常などで開きっぱなしになると、常にラジエターとエンジンを冷却水が循環し、冷えすぎになります。

CIMG4274.JPG

サーモスタットを交換し、ヒーターの効きを確かめるため試運転へ・・

 

ん~?ヒーターの効きがもう少かなぁという気が・・・

そこで噴出し口温度を測ってみると

CIMG4277.JPG

だいたい40度ぐらい。

これが正規の温度か確かめるため、ちょうど同じ型のekワゴンがあったので、そちらで計ると60度!

そうすると、やっぱり効きが弱いなぁ・・・

そうやら他にも原因がありそうです。

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