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nori

10月 292009
 

ホンダフィット左側面板金塗装修理その3

ここからはリヤドアの板金です。

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まずはサンダーで板金箇所の塗膜を剥がします。

その後板金によりへこみ箇所を引き出し元の状態に近づけていきます。

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次に板金パテを盛り、ペーパー研ぎこみます。

板金では直しきれないへこみやひずみを修正します。

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ひとまず大まかにパテを盛り研いだ状態ですが、これで終わりではありません。

この後さらに何度もパテ盛りと研ぎこみを繰り返し、元のボディラインの復元と凹凸の無い表面を作り上げます。

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今回の場合は本来ならドア交換が必要なほどの大きな破損だったため、パテの修正にも手間がかかりました。

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さらにこれに塗装前の下処理としてサフェーサーを吹き付けます。
サフェーサーを塗装すると、パテの状態ではわかりにくい細かい凹凸や、ピンホールと呼ばれる小さい穴までわかる様になります。

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そこで更に、その細かい穴を消すためにもう一度仕上げパテを薄く盛ります。
更にこの上にまたサフェーサーを吹きつけもう一度チェックし直す事もあります。

ここまで出来たら次はいよいよ塗装工程に入ります。

 

10月 262009
 

ホンダフィット左側面修理その4

調色

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調色とは塗装する色合わせの事ですが、車の塗料はこの車の色、という風に出来上がった塗料が売ってあるわけではありません。
色々な色や特徴を持った塗料を、多い時では5種類以上混ぜて作る事もあります。

一から作るのではなくある程度の見本として、車の色見本帳というのがあり、それに色の配合比率が記載されています。
しかし、その配合どおりに混ぜても実際の車両の色と違う場合がほとんどです。
よく市販されてるタッチペンなんか全然色が違いますよね。

そこで、実車に出来る限る近づけるために、写真のプレートに色を吹きつけ、ボディと見比べ調整をする作業が必要になります。
何の色を足せばいいか、というのはやはり経験が無いと難しいですね。
特に最近では主流のメタリック塗装は角度や光の当たり具合によって色味が変わります。
正面からだと色が合っていても、斜めからだと濃さが全然違っていたりします。
これはメタリックの種類にもよりますし、塗り方でも変わって来ますし、正確な色を出すには長年の経験と熟練した技術が試される部分になってきます。


マスキング作業

いよいよ塗装に移るわけですが、その前に下処理として塗装する部分全面をペーパーがけします。
これをちゃんとしないと塗装の密着不良の原因になりますので、隅々まできっちりやります。

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その後マスキングですね。
これも簡単なようで意外と難しく、ちゃんと出来てないとすき間から塗料が入り込み余計な所に色が付着してしまいます。

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最終的には塗装する部分意外は全面を覆います。


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ここまでしなくてもと思うかもしれませんが、自動車塗装は本当に微粒な霧で吹き付けるため、車両の反対側でも塗料が回り込み付着します。


 

10月 232009
 

クリアーの塗装が出来たところで本当なら完成といきたいのですが、ところどころ塗装の表面に小さいゴミが付着してしまっています。

写真では分かりにくいと思います真ん中の白い点(ブツ)。

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塗装室での塗装でチリやホコリには注意を払ってはいるものの、どうしても塗料が乾燥する間に塗膜の表面に付着してしまいます。

 

そこでそのゴミを取り除くため、塗装が出来た上から細かいペーパーで磨き表面のゴミやブツを取り除きます。

また表面の塗装の細かい凹凸を整える為に全面にペーパーを当てます。

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その後コンパウンドバフ磨きを行い、再度ツヤを出します。

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ブツの方が無くなっているのがわかりますか?

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バフがけも自動車塗装において重要なテクニックの一つです。

 

9月 192009
 

ダイハツミラ・ココア試乗レビュー

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今回の試乗レビューは、ダイハツ・ミラココアのプラスG、4WDのCVT仕様です。

この車がココアの最高グレードにあたり、いわゆる通常版との外観上の大きな違いはルーフレールでしょうか。

 

外観は丸目ヘッドらいとに丸みを帯びたボディーから分かる様に、ターゲットを女性に絞ったデザインですね。

もちろんライバルはスズキのラパンです。

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内装も女性を意識した曲線インパネとルーミー色。

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リヤシートはスライドせず昔ながらの倒れるだけのタイプとなっています。

外観上ベース車はムーヴかと思われそうですが、ミラと頭に付くだけにベースはミラなので後席の作りはこういうふうになっているようです。

最近では軽自動車でも後リヤシートがスライドしたりして座席の広さや、荷室の広さをアピールする事が多くなりました。

しかし実際に軽自動車に4人乗車やシートを倒しての荷物満載などの状況はほとんど無いように思いますし、これぐらいで特に問題ないような気がしますね。

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さてここで問題です。この写真は何でしょう?

と言えば普通にルームミラーで正解ですが、このミラーの左端に小ちゃな画面があるのがわかりますか?

そうです。これがこのココアから新採用されたバックモニター付きルームミラーなるものです。

シフトをRに入れるとここに車両後方の画像が映し出されて、バックがしやすい!と言うものかと思いそうですが、実際に乗ってみると、この小さな画像だけでは怖くてバックできません(笑)

でも後方に子供などがいないかどうかは分かるとおもいますし、実質リヤのアンダーミラー代わりといったところでしょうか。

そういう意味では小さいお子さんのおられるママを意識した装備かと思いますね。

 

ここまで内装とか外装を紹介してきたんですが、一応試乗レビューなので、試乗した感想を。

NAのCVTに4WDの組み合わせでしたが、走りは必要十分だと思いますが、ちょっと気になったのは加速するのに回転が高めになるとエンジン音がうるさく感じました。

この辺は4WD特有なものなのかもしれませんが、女性をターゲットにするなら加速を多少犠牲にしても静粛性を優先した方がいいのかもしれませんね。

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最後に、ダイハツの営業マンも最初から言ってましたが、ラパンを強く意識して作っている車です。

デザイン上クラシックな雰囲気を出そうとしている部分がオモチャっぽい風にも見え、ラパンよりも客層が狭い気がします。

しかしそういうのが好きな人にはまさにツボを得た車だと思います。

 

9月 122009
 

                      レンタカーの取次ぎサービス

朝晩が涼しくなり秋の気配が感じられる季節となりました。
秋は紅葉や味覚狩りなど盛りだくさんの行楽シーズンです。

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当店ではレンタカーの取次サービスを行なっております。
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*当店での取次ぎの場合は1日以上のご利用の場合に限らせていただきます。

*またご利用の際にはあらかじめご予約をお願いいたします。