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10月 152010
 

SRSエアバックのウォーニングランプが点灯するとの事で入庫したホンダバモス。

確認するとエアバック関係の異常警告を示す「SRS」のランプが点灯しっぱなしでした。

CIMG3657.JPG

ひとまずどこが異常を確認するため、助手席側にある16ピンのデータカプラの4番-9番を短絡します

16ピンを正面から見て台形の狭い方の右から1番目が9番、広い方の右から4番目が4番です。

メーターのSRS警告灯の点滅回数を読み、異常個所を特定。

すると助手席側エアバック展開回路異常と確認できました。

異常個所を確認できたので、ひとまず異常コードを消去してみます。

エンジン関係などの警告ランプ点灯の場合は、バッテリーを外しても消去出来ますが、エアバック関係はそれでは消去出来ず別の方法が必要です。

運転席側ハンドル右下のヒューズボックス内に消去用の2ピンカプラがあります。

CIMG3658.JPG

 

こちらがそのカプラです。

CIMG3659.JPG

消去方法ですが、このカプラーの端子間を短絡、開放を繰り返します


IGスイッチOFF

2ピンカプラ短絡

IGスイッチON

SRSランプ点灯後、消灯するので消灯後4秒以内に開放

SRSランプが再度点灯するので、点灯後4秒以内に短絡

SRSランプが消灯するので、消灯後4秒以内に開放

SRSランプが2回点滅し、メモリー消去完了を知らせる


以上の工程を行った後に、再点灯した場合は、メモリー消去失敗か、故障状況にある場合が考えられます。

消去を行い、再度エンジンを始動しましたが、SRSのランプは点灯しませんでした。

その後走行テストを行なうも、再び点灯しません。

そこでディーラーに問い合わせたところ、まれにエアバックやシートベルトプリテンショナー関係のカプラ接点などの接触不良で、ウォーニングが点灯してしまう場合があるとの事です。

そこで今回はひとまず様子をみてもらうという事で、納車となりました。

 

 

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