京都北部地域与謝野町の車屋さん安田自動車。車の販売・車検・故障修理・鈑金塗装・保険他、車に関する小さな事から大きな事まで確かな技術と親身な対応でお客様のカーライフをサポートいたします!
12月 282011
 

エンジン始動する時にジャーっと言う音がするという事で修理となった、H11年ニッサンプリメーラカミノ(ワゴン)WQP11型。

車両を調べるとエンジンが掛かった後に音がするのを確認。

音の原因はスターターモーターのピニオンギアがエンジン始動後もリングギアに噛みこんだ状態で一緒に回ってしまうためです。

調べずともわかるのはナゼかと言うと、この当時の日産車のエンジン(SR系のセレナとか)に使われているスターターにこの症状が頻発していたんですね。

 

という事でスターターの取り外しにかかります。

スターターのある箇所を下からのぞきます・・

DSC_0884.jpg

が、まったく見えませんね(汗

 

上からはこの状態。

こちらも同様見えません。

DSC_0883.jpg

 

下からスターターを取り外せるよう、インテークマニホールドとブロックを止めているステーを取ります。

 

こちらがそのステー。

DSC_0885.jpg

このステーが邪魔でスターターが隠れています。

これを止めているボルトを外すのが狭くててちょっと大変でした。

 

これでようやくスターターのお尻?が見えました。

DSC_0907.jpg

 

次ぎにスターターを止めているボルトの一つが上から止まっているので、エアクリーナー関係を取り外しミッション側からエクステンションとジョイントを駆使してボルトを外します。

DSC_0887.jpg

下側からもう一本のボルトを取り外すと、スターターが外れます。

DSC_0904.jpg

 

あとは知恵の輪(笑)の要領で取りはずし。

一応ドライブシャフトとマフラーは外さなくても降りるようになっています。

 

こちらが取り外したスターターモーターです。

DSC_0888.jpg

中を分解してグリスアップとかで直る場合もありますが、ブラシとかも交換が必要ですので、ここからは電装品専門業者におまかせしました。

 

こちらが帰ってきたスターター。

下に見えるのが交換したブラシです。

DSC_0902.jpg

あとやはりギア部のグリス切れをおこしていたのでグリスアップもしてもらっています。

グリス切れ等の原因で、本来ならエンジンが始動したら自動的に引っ込むはずのピニオンの動きが悪くなり音がしてしまうのでした。

 

修理を終えたスターターを逆の手順で組み付け修理完了となりました。

 

修理をお願いした電装屋さんによると、HITA○HI製のお約束故障だそうです。

ニッサンの車で過去に何度も同じ症状で修理しましたが、すべて同メーカーのものだったんですね。

今回は2WD車だったので思ったより楽でしたが、過去にやった4WDのセレナとかはスターター取り外しで非常に難儀した記憶があります。

ほんま頼みますよ世界のHI○ACHIさん!(笑)

 Leave a Reply

(required)

(required)

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>