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3月 112012
 

走りは意外にスポーティ

前置きが長くなりましたが、ここからがいよいよ試乗レビューです。

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まず乗って走った感想ですが加速がいいですね。

アクアのエンジン+モーターの馬力はプリウスに対して約3割減ですが、その分車両重量も約3割少ないです。

そういう部分で軽快に感じるのかもしれません。

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ハイブリッドユニットとエンジン。エンジンには化粧カバーは無し。

放熱性やコストを考えると無駄なカバーは無くて正解。

 

試乗させてもらった車は雪国使用のスタッドレスタイヤ装着にも関わらず、下り坂道でのコーナーでも不安な感じは無く安定感がありました。

特に足回りが固められた訳でもなく、剛性の高いタイヤを履いている訳でも無いのに、この安定感はやはり低重心の恩恵なのでしょう。

いつもの山坂道(新車情報風?)を走りましたが、クイックなハンドルと低重心、そして低めの着座位置も相まって、なかなか楽しく走れました。

試乗の様子はこちら。


残念ながら峠道の走行の様子はありません。

操作に関してはハイブリッドであっても特に戸惑うことが無く走行が出来たようで、これこそがトヨタの狙う「誰でも乗れるハイブリッド」のカタチなんじゃないかと思います。

 

 ハイブリッド車の未来予想図は?

つい先日60代後半のお客様にアクアを試乗していただきました。

初めてのハイブリッド車と言うことで、うちの社長同様に多少戸惑いもありましたが、それはエンジンの始動方法がプッシュスタートだったためで、ハイブッドの部分に関しては特に変わらないとの感想でした。

ちなみにうちの社長はプッシュスタートとキーフリーがイヤで、自家用車のワゴンRのグレードを落としてまでも普通のキーにしたぐらいです。

先ほど話をしました試乗いていただいたお客様も、同様に普通のキーでいいよ。との事。

アクアも初期生産に関してはプッシュスタートのタイプしか選択出来ないようでしたが、春ぐらいからの生産予定車からは、普通のキーの車も選べるようになるようです。

 

つまり先にも述べましたが、これがトヨタの目指すハイブリッド車の未来の姿なのでは無いかと思います。

これまでは未来的なイメージでハイブリッドを売ってきましたが、普通なハイブリッド車の出現によって、これからは皆が普通に乗ってる車がすべてハイブリッド車となる時代がそこまで来ているのだと感じました。


最後に余談ですが、今時普通のガソリンエンジンでもリッター20ぐらい走る時代。

この車の実質燃費はカタログ数値の7割程度のリッター25程度かと思います。

ハイブリッドにして燃費が良くなったといっても、その分車両価格はやはり割高で燃料代でペイ出来るのは何十年先の話。

そこで絶対無いとわかってはいるのですが、もしこの車にハイブリッド機構を無くした30万円ほど安いグレードが登場したらいいのになぁ・・と思うのは私だけ?


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