車の下から水みたいな物が大量に漏れて走れないとの連絡を受け、積載車にて現場に向かうと、なんと漏れているのはエンジンオイル。
この状態では自走不可能なので積載車に積み込み自社工場へ。
車は平成18年式MH21型のワゴンRターボ。
車両をリフトアップしオイル漏れの原因を調べると、ファンベルトの周りがオイルでベタベタ。
どうやらクランクシャフトプーリーのオイルシールが何らかの原因で破損し、オイルが噴出している状態になっていました。
原因を調べるため、まずはクランクプーリーを取り外してみます。
センターのボルトをゆるめようとすると・・なんとボルトが緩んでいました。
この車はタイミングチェーンなので、整備のため通常クランクプーリーのボルトを緩めるという事はありえません。
という事は自然に緩んだ?
ん~普通はありえません。
とりあえずクランクプーリーを外してみると、クランクシャフトの軸が入ってる部分が、キー溝もろともキレイに削れてしまっています。