H5年式HA4型ホンダのアクティストリートがエンジンの不調で入庫。
パッと見た感じでは3気筒あるうちの1気筒がいわゆる死んでいる状態のようです。
エンジンを回してみると、明らかに吹けが悪いです。
不調の原因気筒がどれかを調べるため、まずは基本のパワーバランスチェックです。
結果は2番シリンダーが不調の原因のようです。
次に診るのが点火系。
プラグ、プラグコード、ディストリビューターとも異常は無さそうです。
こなると後は圧縮抜けかぁ・・・
コンプレションゲージにて2番シリンダーの圧縮を測定。
するとコンプレッションは、ゼ、ゼ、ゼロ~・・・
このエンジンに良くありがちな、ヘッドガスケット抜けによる圧縮漏れなら、完全にゼロって事は無いはずです。
ん~これは、バルブが逝ってるかも(汗
とは言っても実際にバルブを見ていないので、確証がとれている訳ではありません。
という事で分解開始です。
分解を始めて数時間後、シリンダーヘッドがエンジンから降りました。
バルブがどうなっているのか?!ではその裏側をいざ拝見。